Composition

2010年10月19日火曜日

スコッチ、モルトウイスキー

ケルトと同じように僕には好きなものがある。それはスコッチ・
ウイスキーのシングルモルトとフライフィッシング。
どちらももう30年近く愛好している。

グレン(Glen)という言葉を聞いたことがあるだろうかアイルランド
スコットランドでは谷、峡谷をいう。英語でValleyになる。

そのGlenを流れるアトランティックサーモンの住む川がフライ・マン
には憧れのスコットランド北部の川、スペイ・リヴァーである。
このスペイ川に沿ってスペイ・サイドと呼ばれ、良いスコッチを創る
多くの醸造所が居並ぶエリアがある。

名を挙げればグレン・リベット、グレン・フェディックなどが有名で
マッカラン、ノッカンドオ、クラガンモア、カードゥ、グレン・スペイ
数え上げればきりがないくらいの数である。
グレン・スペイはニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝氏が
ウイスキー製法を学んだ蒸留所の一つ日本とも深いつながりがある。
数年前アサヒビールの方と食事をしたとき「竹鶴」の35年ものの
原酒をいただいた。そのすばらしさに竹鶴氏の情熱とそれを継承して
来たニッカウヰスキーの誠実さとその思いを大切にしているアサヒ
ビールに敬意を感じた。なかなか出来ることではない。

僕の一番好きなモルト・シングル・ウイスキー グレンリベット蒸留所
である。スペイモルトは全体的に華やかな甘みを持つがその中でもとても
良い状態なのがリベットである。オーク樽での寝かせとシェリー樽の二つ
があるが僕はシェリー樽の12年が大好きである。

もともとスペイサイドエリアは密造酒エリアだったのだが、正規の手続き
のスコッチよりも評判が良く人気があったららしい。グレン・リベットは
その中で政府公認第一号のモルトである。
是非一度お試しになることをお奨めしたい。

グレンリベット蒸留所のランチ・メニュー。

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