アルゼンチンタンゴが有名になったのは1925年のパリ万博の年にタンゴ王と呼ばれたヴァイオリニスト、フランシスコ・カナロがパリ公演を行い大成功したことに起因するようです。
そしてヨーロッパ・タンゴ、コンチネンタルタンゴがこの頃から始まり世界的なブームに発展します。日本でも過去に時々タンゴの大流行が起きました。
タンゴにアコーディオンとバンドネオンが楽器として用いられます。コンチネンタルタンゴはアコーディオンを使うことが多いですが、本場アルゼンチン・タンゴではバンドネオンと言う楽器を使います。
タンゴにアコーディオンとバンドネオンが楽器として用いられます。コンチネンタルタンゴはアコーディオンを使うことが多いですが、本場アルゼンチン・タンゴではバンドネオンと言う楽器を使います。
バンドネオン
僕はバンドネオンの音が大好きです。写真のバンドネオンはミュージシャンがレコーディングに使っていたものです。とても良い音がする楽器でした。第二次大戦前に作られた楽器だそうです。
バンドネオンは戦前にドイツで作られたものに名器が多いそうですが、第二次世界大戦の敗戦や空爆による被害でバンドネオン工場がなくなり、その製造技術が伝えられることなく飛散してしまったようです。リードと接する部分が音質を大きく左右するようでですが、金属で出来たその部分の製造方法がわからず、現在の技術では当時と同じ音が出る楽器が作れないそうで、バンドネオン演奏家は世界に5万個程度残っている古いものを入手して大切に使っているとブエノスアイレス・アカデミア・ナショナル・デル・タンゴの教授が言っていました。
写真はレコーディングに参加してくださった教授。
バンドネオンの天才的演奏家、作曲家としてアストル・ピアソラが有名です。独自な音楽感でタンゴの可能性を大きく広げたアーティストです。是非一度聴いて見られたらよいと思います。
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(By Amazon.co.jp)
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